紐結び「亀」

香道具の一つ「志野袋」の紐結び「鶴」を昨日ご紹介しましたが、今日もお遊びで「亀」を結んでみました。
紐の色は、お正月らしく、「朱」を選択。いかがでしょうか。何度かのチャレンジで、それらしくはなったと思うのですが。

例によって、一手で解く為に、真ん中の止め方は若干省略しましたが、「花結び~美しい紐結び~(永井百合子著)」掲載の「亀」を参考にして結んでみました。
甲羅の下から指を差し入れて、頭の部分を手前に引くと全体が解けます。一手で見事に解けるので、気持ちがいいです。

「鶴」と同じく、松の内の頃、飾りにしてみると面白いかもしれません。

写真の「志野袋」の裂地(きれじ)は、左側が鳥の子色の地に朱色・藍色・萌黄色の縞の「間道(かんとう)」それに金糸の「梅鉢」が散らしてあるもの。右側が鮮やかな柿色の地に花兎紋と青海波をあしらった「角倉金襴」です。

**「志野袋」 京都製・朱紐 ¥10000-税別



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