紐結び「鶴」

香道具の一つ「志野袋」の、「四季結び」や「替結び」の一部を、先日までご紹介してきました。
今日は、お遊びで、お正月に相応しい「鶴」を結んでみました。
いかがでしょうか。

例によって、一手で解く為に、真ん中の止め方は若干省略しますが、「花結び~美しい紐結び~(永井百合子著)」掲載「基本の七種」の「立鶴」を参考にして結んでみました。
頭を表現している結びを解いた後、その輪を手前に引くと全体が解けます。一手というより、二手で解けるというところです。
「桜」や「桔梗」のように5枚の花弁を作ったあと形を整えるのですが、上側の花弁を使って頭を形作っていますので、右か左の花弁を頭にすると「飛鶴」を表現することも出来ます。
松の内の頃、飾りにしてみると面白いかもしれません。

**「志野袋」 京都製・紫紐  ¥10000-税別



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