「沈香」を焚いてみたい!

夕方、「『沈香』を焚いてみたい!」とおっしゃる男性のお客様が来店されました。
お話を伺うと、「沈香」に興味は持ったものの、それを純粋に焚くことは全くの初めてとのこと。
まずは、写真の3点をお勧めいたしました。

左が「沈香・刻み(品質:上・25g入り¥3000-<税別>)」、向こうが「香炭(品名:獅子香炭・小48個入り¥500-<税別>)」、手前が「香炉灰(品名:なにわ香炉灰¥200-<税別>)」、占めて¥3700-(税別)です。

香木「沈香」に関しては、高品質の「極上(¥5000-<税別>)」も用意していますが、初めての方で、まずはどんなものなのかを知りたい方には「上」で十分だと思います。香木の形状は、最初は「刻み」が使いやすいでしょう。25gあれば、相当使えます。
香木を熱する「炭」は、本格的に間接熱で焚く(「ちゅう香」または「聞香」)のであれば上等の「香炭団(25個入り¥1000-<税別>)」が必要になりますが、初めての方は「焼香」の方法が簡単なので、仏事でよく用いる安い「香炭」が向いています。
「香炉(燃えない器であれば何を利用しても大丈夫です。)」に入れる「香炉灰」は、どんな「灰」でもいいのですが、「線香が燃えた後の灰」が混じっている物は、香炭の熱で灰自体が香ってくるので、香木の純粋な香りを楽しむのであれば、新しい物に替える事をお勧めします。

燃えない器とこれだけ用意すれば、「香木・沈香」の香りを楽しむことが出来ます。
器に「灰」を入れたら、灰の上に火をつけた「香炭」を置き、その上にひとつまみ程度の「香木」を振りかけるだけです。
幽玄な「沈香」の香りをお楽しみ下さい。

(「銀葉」等を使って、間接熱で本格的に焚く方法もあります。少々コツが入りますが、煙が出ないので、より純粋な香りを楽しむことが出来ます。興味のお有りの方は、お問い合わせ下さい。)



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