「年越し蕎麦」
今年もあと僅かになりました。大変な一年でした。
少々の募金をしたりしましたが、私たちのできる事で何より大切なのは、年が明けてもあの惨事を忘れず、東日本の被災された方々に、まずは気持ちの上で、寄り添っていくことではないでしょうか。
そこから、息の長い支援が出来ていくように思います。
さて、今年は、久方ぶりに、近所のおそば屋さんで、「年越し蕎麦」(写真)をいただきました。昨年は、カップめんの蕎麦で済ませたのですが、やっぱり手打ちは違います。
ただ、本来年越し蕎麦は年をまたいで食べるものだと理解していたのですが、午後9時半には暖簾を仕舞っていたのが不思議でした。
「季節のことば辞典(柏書房)」を見てみると「大晦日の夜、または節分の夜に、細く長くと縁起をかついで食べるそば。」ということ。初めて知りましたが、節分に食べることもあるようです。
昨年手にした、郵便局のフリーペーパー「モヨリノ」平成22年冬号には「年越し蕎麦:大晦日に『細くて長い』そばを食べると『長生きする』といわれていますが、関西圏では『太く長く』を願ってうどんを食べる地域もあるようです。また、関東甲信越の一部では年が明けてから食べる地域もあります。(後略)」とあります。色々な習慣があるものですね。
いずれにせよ、温かい蕎麦を食しながら、普通に年を越せる我々は何と幸せなことでしょう。
来る年は、日本中が、世界中が、素晴らしい年になりますように。
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